若手座談会

Q.4 仕事と家庭の両立はうまくいっていますか?

ご結婚されている方やお子さんのいらっしゃる方は、どのように仕事と家庭を両立されているのでしょうか?

私は結婚したばかりですが、今は毎日料理を作っています。会社を定時で上がるようにして、19時頃には帰宅して料理・洗濯など家事をしています。もうすぐ産休に入るのですが、育児と仕事を両立できるか不安です。

育児休業や短時間勤務等の期間については法定を上回る条件で今年改定を行い、会社のサポート体制もより良くなってきています。女性がライフイベントを経ても、仕事と家庭を両立しながら自己実現できるよう、人事部としても支援をしていきたいです。塩見さんは育児と仕事の両立についてどう感じていますか?

私は1年半育休を取らせて頂き、仕事に復帰をしました。今は保育園のお迎えがあるので、16時までの短時間勤務をさせて頂いています。復帰後は上司に相談をして、あまり緊急の案件が出ないような知的財産部の業務に変えて頂いたんです。どうしても今日中にしないといけない仕事があって、16時までにできない場合は、同僚に仕事を事細かに引き継いでお願いをすることもあります。子供ってしょっちゅう風邪をひくので、急にお休みをもらうこともあるんですよね。でも周りの皆さんにサポートして頂いているので、なんとか仕事と育児を両立できています。なにより上司が私の働きやすいように、業務の内容を考えてくださっていたので、とても恵まれた環境だと思います。

Q.5 今後の課題や目標を教えてください

みなさんには、これから経験してみたい仕事や身につけたいスキルなどがあると思いますが、どのような課題や目標をお持ちでしょうか?

私は研究と知的財産を兼務しているので、その立場を活かして研究者にも知的財産の調査や出願などを身につけられるようにフォローをしたいです。

私は産休に入ってしばらく休むので、私の業務を引き継ぐ担当者に負担がないように、私がいなくても問題なく業務が進むようにマニュアル作成や引継ぎをしているところです。育休後は仕事に復帰したいと思っているので、仕事と家庭を両立できるように頑張りたいです。

私は入社して今3年目になります。3年目までは若手と言われて、失敗しても許されることがあるかもしれないけど、だんだん一人でできることを増やしていきたいです。また、浅くてもいいので幅広い分野の知識をつけたいですね。

私も入社3年目になりますが、今までは目の前の業務を一個ずつ終わらせることに一生懸命で、それぞれの業務がどのように繋がっているか考えている暇がなかったんです。2年目、3年目を振り返ると、最初は一つ一つの業務を点でしか捉えられなかったのですが、最近点と点が繋がり線になり、1年の業務の流れを掴むことができてきました。今後は目の前のことだけではなく、全体像を見て仕事に取り組みたいと思います。

Q.6 最後に就活生にメッセージをお願いします。

それでは最後に、就職活動中の学生に向けて、就職活動のコツや激励のメッセージをお願いいたします。

仕事をしていく中で「尊敬できる上司がいること」が大事だと思います。例えば就活中、二次面接の技術系面接官は将来自分の上司になるかもしれないので、「面接官とのディスカッションが楽しかった」とか「質問内容から面接官の技術レベルが高いと思った」というフィーリングを大事にしたらいいのではないでしょうか。

確かに尊敬できる上司がいることは私も大切だと思います。「こうなりたい」という目標が近くにいることはとてもいい環境ですよね。私は今後は子育てをしながら働くことになるので、やっぱり仕事もプライベートも両立できるような制度・風土が整っていることは大事だなと思います。

私も最終的には、選考中に出会う社員の雰囲気が自分に合っているか、一緒に働きたいと思えるかが大事だと思います。また、私は文系出身なのですが、自分の専攻を具体的にどんな業界・職種で活かせるのか就活を始めたときはよく分かりませんでした。でも幅広い業界で文系の人は活躍しているので、できるだけ多くの会社を見て、多くの社員に会って、将来自分がどんな仕事をしたいのか考えてほしいと思います。

技術系社員の立場で言うと、技術系の人は業界にこだわりを持っている人がいると思うけど、業界を絞り切らないことも大事だと思いました。少し視野を広げてみると、知らなかった業界・職種の魅力を感じることができると思います。

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