女性社員座談会

本日は日本カーバイド工業の様々な分野で活躍する女性社員が集まり、入社理由から、仕事のこと、私生活のこと、そして職場の人間関係など本音で語り合いました。女性社員から見た日本カーバイド工業の魅力についてお伝えします。

Q.1 日本カーバイド工業への入社を決めた理由はなんですか?

みなさんの就職活動中、さまざまな選択肢があったかと思います。なぜ、日本カーバイド工業を選んだのでしょうか?

私は大学院で化学を専攻していたので、就職活動では化学メーカーを中心に探していました。数ある化学メーカーの中でも当社の選考を受けようと思ったのは、幅広い分野に事業を展開していたからです。自分の専攻を活かすのも良いのですが、もっと視野を広げて専攻以外の分野を学ぶのも楽しそうだと思ったんです。そして一番早く内定を頂けたことも一つの理由です。

実は私、当社が3社目なんです。派遣先に直接雇用されることを前提に一定期間派遣スタッフとして働く、いわゆる紹介予定派遣として当社で働き始めました。営業事務をしているのですが、営業マンからのフォローが手厚くて働きやすい職場だったので、正社員として働きたいと思いました。

私は文系出身なのですが、具体的に希望する業種・職種は当初はなくて、視野を広げて就職活動をしていました。ただ家族や親戚の中にメーカーで働いている人が多かったこともあり、次第に私もモノづくりに携わりたいと思い始めました。色々なメーカーの説明を聞きましたが、当社の少数精鋭で若いうちから活躍できるところに惹かれました。でも最後に当社に決めたのはフィーリングですね。選考中に面接や座談会でお会いした社員さんの雰囲気が良くて、一緒に働きたいなって思ったんです。

確かに社員の雰囲気はすごく大事ですよね。私はメーカーで研究をしたいと思って、就職活動をしていました。会社規模も様々なところを見ていて、小さい会社だと一人一人の裁量は大きいと思うけど、ただお客さんに言われたものをそのまま返すという感じがして、研究の面白さを感じられませんでした。逆に大きすぎる会社だと埋もれてしまいそうで嫌だったんですよね。その点当社くらいの規模だと、研究もしっかりできるし、一人一人に責任を任せてもらえると思い、入社を決めました。初期配属は必ず研究って確約してくれたのもよかったです。

Q.2 今までどんな仕事を経験しましたか?

みなさんが日本カーバイド工業に入社してから、これまでにどのような仕事を経験されてきたのか教えてください。

私は大学院では有機化学を専攻していて入社後は研究開発部(当時)という部署で基礎研究を担当しました。有機合成、重合、電子部材の研究など幅広く担当していました。入社5年目にフィルムグループに異動になって、それまで経験したことのない量産移管という、ラボで完成したものを現場でスケールアップする業務を担当しました。現場で使われている機械について勉強したり、研究者として営業と一緒にお客様を訪問したりもしました。育休復帰後はフィルムグループと知的財産部を兼務しています。知的財産部の業務では、新しく特許出願後に特許事務所や特許庁とのやりとりを経験しました。

私は入社以来、機能樹脂事業部の営業事務を担当しています。商品の受発注や管理、売り上げ管理や伝票作成、在庫や納期の管理などを行う受発注をメインにした業務です。そして営業担当が不在のときにはお客様からの問い合わせに対応したり、営業担当のサポートをしています。社内でも製造、研究、経理など多くの部署の方と関わる機会は多いですね。

人事部に配属されて約2年半経ちました。人事部では労務管理の仕事をしています。仕事内容は主に給与計算、決算書類の作成、マイナンバー等の法律対応、福利厚生のため新制度を導入して規程作成をしました。人事部のお客様は社員の皆様なので、「皆様のためになるように」と思いながら仕事をしています。

私も配属されて約2年半が経ちました。光学用・電子部材関連の粘着剤の開発をしています。大学では広く浅く様々な分野の勉強をしていたので、粘着剤の研究については初めて聞く専門用語ばかりでした。最初の3ヵ月間は右も左も分からないような状態でしたが、半年経ってようやく自分で考えられるようになってきました。上司が「3年目までは自分で調べるよりも、分かっている人に何でも聞け」と言ってくれるので、積極的に周りの人にアドバイスをもらうようにしています。最近、初めて自分の開発品の採用が決まり、これからが楽しみです。

Q.3 職場での人間関係はどうですか?

みなさんが所属している部署の雰囲気や人間関係はどうでしょうか?

私の部署は言いたいことを言い合える雰囲気がある。男性の方が多い部署ですが、女性であっても積極的に意見を言える環境で、男女の隔たりはないですね。

今の職場は女性比率が高くて、私の他に女性が3人います。研究者は大学時代、女性が少ない環境にいたので、女性への接し方に多少戸惑いがある人もいます。でも私も同じく女性のいない環境だったので、あまり環境は入社してから変わりませんでした。今は双子の育児をしながら働いているので、周りの方に迷惑をかけることがあるのですが、皆さん優しくフォローをしてくださいます。女性の仕事に関して理解を示し、働きやすい環境を作ってくださってとても有難いです。

私も妊娠中の検診や体調不良で会社を休むことがありましたが、皆さん「無理しないで、身体第一優先で。」と声をかけてくださいました。

私の部署でも子供をお風呂に入れないといけないから早く帰ったりする方もいて、女性だけでなく男性も子育てに参加している人は多いですよね。